モテる口説き

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こんな男と結婚しろ:幸せをつかむために知っておきたい7つの視点

「どんな人と結婚すればいいんだろう…」

人生の伴侶を選ぶという決断の前で、誰しも一度は立ち止まって考えるものですよね。結婚は人生の大きな転機であり、パートナー選びは将来の幸せを左右する重要な選択です。でも、「理想の結婚相手」について考えるとき、私たちはつい外見や職業、収入といった表面的な条件に目が行きがちではないでしょうか。

私は結婚相談所でカウンセラーとして10年以上働き、数え切れないほどのカップルの誕生と、その後の結婚生活を見守ってきました。そして気づいたのは、長く幸せな結婚生活を送るカップルには、意外にも共通する要素があるということです。今日は、そんな幸せな夫婦の事例と、私自身の経験も交えながら、結婚相手に求めたい本当に大切な要素についてお話ししたいと思います。

「結婚相手の条件」というと、つい「高収入」「イケメン」「高学歴」などの言葉が浮かびますが、実は長期的な幸せを考えると、もっと別の要素が重要になってくるのです。この記事を読み終える頃には、あなたの「理想の結婚相手」像が少し変わるかもしれません。少なくとも、パートナー選びの新たな視点を得られるはずです。

それでは、幸せな結婚のために知っておきたい7つの視点について、リアルな体験談を交えながら詳しくご紹介していきましょう。

  1. 価値観の共有:人生の方向性が一致している男性

結婚生活は、二人で一つの人生を共に歩む旅です。その道のりで何を大切にし、どんな景色を見たいのか。その価値観が共有できるパートナーと歩めば、旅はより心地よいものになるでしょう。

私の友人の美奈子は、大学時代からの友人である健太と結婚して5年になります。彼女の場合、前の彼氏とは「旅行」という趣味を巡って何度も衝突していました。美奈子は「人生は旅するためにある」と言うほどの旅行好きで、年に何度も海外へ出かけたいと考えていましたが、元彼はインドア派で「なぜそんなにお金をかけて遠くに行くのか理解できない」と言うタイプでした。

その関係が終わった後、友人だった健太と付き合い始めたとき、彼もまた旅行が大好きで、似たような国や文化に興味を持っていたことに美奈子は運命を感じたといいます。

「価値観が合うって、本当に大事。例えば、私と健太は『お金は経験に使うべき』という考えが一致していて、無駄な物は買わないけど旅行には惜しみなくお金をかける生活スタイルが自然と出来上がったの。日々の選択で迷うことが少なくて、お互いを否定し合うこともほとんどないのよ」と美奈子は言います。

実際、私が見てきた多くのカップルでも、「お金の使い方」「休日の過ごし方」「子育ての方針」など、日常生活に関わる価値観が近いほど、結婚生活が順調な傾向がありました。逆に、これらの価値観が大きく異なると、日々の小さな決断の積み重ねが大きなストレスになってしまうのです。

あなたの場合はどうでしょう?自分にとって譲れない価値観は何か、一度じっくり考えてみてください。そして、その価値観を共有できるパートナーと出会えたなら、それはとても大切な縁かもしれません。

  1. 成長志向:共に高め合える関係を築ける男性

人は一生涯、成長し続ける存在です。特に現代社会は変化が激しく、新しい技術や考え方が次々と生まれています。そんな時代だからこそ、「学び続ける姿勢」を持つパートナーとの結婚は、お互いを高め合う関係を築きやすいのです。

私のカウンセリングを受けて結婚した直子さん(34歳)と大輔さん(36歳)は、お互いの「成長意欲」に惹かれたカップルです。直子さんは英会話講師、大輔さんはIT企業のエンジニアという全く異なる職業でしたが、二人とも週末には自己啓発のセミナーに参加したり、新しい趣味にチャレンジしたりすることが好きでした。

結婚から3年経った今、直子さんは大輔さんの影響でプログラミングを学び始め、オンライン英会話サービスを立ち上げました。一方の大輔さんは、直子さんに教わった英語を活かして海外の取引先とのコミュニケーションを担当するようになり、昇進も果たしました。

「お互いの知識や経験をシェアし合えることで、二人の可能性が広がるんです。一人では思いつかなかったアイデアが生まれたり、新しい世界に触れる機会が増えたり。結婚って、そういう面白さもあるんだなと感じています」と直子さんは話してくれました。

しかし、「成長志向」というと、何か特別なスキルや才能が必要だと思われがちですが、そうではありません。大切なのは「好奇心を持ち続ける姿勢」や「自分を向上させようとする意欲」です。例えば、趣味に情熱を注いだり、仕事に真摯に取り組んだり、時には自分の考えを改める柔軟さを持っていたりする人は、年齢を重ねても魅力的で、共に歩む伴侶として素晴らしい資質を持っています。

あなたのパートナーは、何かに対して情熱や好奇心を持っていますか?また、あなた自身はパートナーと共に成長していきたいと思いますか?この観点からも、相性を考えてみると良いでしょう。

  1. 困難への対応力:危機を乗り越える力を持つ男性

人生は常に順風満帆とはいきません。結婚生活においても、病気、仕事の問題、家族関係のトラブルなど、さまざまな試練が訪れます。そんなとき、困難に立ち向かう姿勢や対応力は、関係の強さを左右する重要な要素になります。

私の姉は、営業職として働く誠司さんと結婚して12年になります。誠司さんは、仕事においても家庭においても、問題に直面したときの冷静さと行動力で姉を何度も救ってきました。

結婚3年目、姉が難病と診断されたとき、誠司さんは動揺しながらも、すぐに病気について詳しく調べ、最適な治療法や専門医について情報収集し、姉をサポートしました。また、自分の仕事のシフトも調整して、なるべく姉に寄り添える時間を作ったそうです。

「彼の存在は、私の安心感の源です。どんな問題が起きても、『一緒に解決しよう』と前向きに取り組んでくれる。パニックになる私とは対照的に、冷静に状況を整理して行動してくれるんです」と姉は話します。

困難への対応力は、日常生活の小さなトラブルへの反応を見ることで、ある程度予測できます。例えば、予約したレストランが満席だったとき、急な雨で予定が変更になったとき、家電が壊れたときなど、想定外の出来事にどう対応するかを観察してみましょう。感情的になったり、問題から逃げたりするのではなく、状況を受け入れて建設的な解決策を見つけようとする人は、人生の大きな危機にも対応できる可能性が高いのです。

あなたのパートナーは、困ったことが起きたとき、どのように反応しますか?あなた自身は、パートナーの困難への対応をどう感じていますか?長い人生を共に歩むためには、この「危機対応力」も重要な判断基準になります。

  1. 感情表現と共感力:心を開ける関係を築ける男性

結婚生活を長く続けるためには、お互いの気持ちを理解し合えることが不可欠です。特に、自分の感情を適切に表現でき、相手の感情にも共感できる男性は、関係の深さと質を高めてくれるパートナーになるでしょう。

私の幼なじみの香織は、初めは無口で感情表現が苦手だった剛と結婚して8年になります。出会った当初、剛は自分の気持ちを言葉にするのが苦手でしたが、香織との関係を大切にしたいという思いから、徐々に自分の感情を伝える努力をしてきたそうです。

「最初は『なんで言わなくても分からないの?』とお互いにイライラすることも多かった」と香織は振り返ります。「でも彼は本当に関係を良くしたいと思ってくれていて、カップルカウンセリングに一緒に行こうと提案してくれたんです。そこで学んだ『感情の言語化』の方法を二人で実践するようになってから、関係がぐっと深まりました」

現在、二人は週に一度「感情シェアリングの時間」を設けているそうです。その週に感じた喜び、悲しみ、怒り、恐れなどの感情を、批判されることなく安全に共有できる時間です。この習慣のおかげで、小さな誤解や不満が大きな問題に発展する前に解消できるようになったといいます。

「彼は今でも言葉にするのは得意ではないけれど、私の気持ちを理解しようとする姿勢や、自分の気持ちも少しずつでも伝えようとする努力を続けてくれることが、とても愛おしいんです」

感情表現と共感力は、生まれつきのものもありますが、意識して高めることもできるスキルです。大切なのは、お互いの気持ちを理解し合おうとする「意志」と「努力」なのです。

あなたは、パートナーとの間で感情や気持ちを率直に共有できていますか?また、困ったときや嬉しいとき、パートナーはあなたの気持ちに共感してくれますか?この感情的なつながりの質は、長期的な関係の満足度に大きく影響します。

  1. 日常の思いやり:小さな気遣いができる男性

結婚生活は、華やかなイベントよりも日常の積み重ねです。毎日の何気ない瞬間に、相手への思いやりや気遣いを示せる男性は、長期的には大きな幸福感をもたらしてくれるでしょう。

私の同僚の裕子さん(42歳)は、趣味のテニスサークルで知り合った和也さん(45歳)と結婚して15年になります。和也さんは特別なロマンチストではなく、記念日に派手なサプライズをするタイプでもありません。しかし、日々の小さな気遣いで裕子さんを大切にする姿勢が印象的です。

「彼は私が疲れて帰ってきたとき、黙ってお茶を入れてくれたり、私が好きな番組があるときは録画を予約しておいてくれたり。病気のときは無言でおでこに手を当てて熱を確認し、必要なものを買いに行ってくれる。派手さはないけれど、こういう日常の中での気遣いが、私には何よりも愛を感じるんです」と裕子さんは話します。

また、和也さんはよく「ありがとう」と言葉で感謝を伝えるそうです。裕子さんが洗濯物を畳んでくれたこと、おいしい夕食を作ってくれたこと、彼の愚痴を聞いてくれたこと—日常の当たり前のことに対しても、感謝の言葉を忘れません。

「長年連れ添っていると、相手のことを『当たり前』と感じてしまいがちです。でも彼は15年経った今でも、私のことを当たり前だと思わない。それが私たちの関係を新鮮に保ってくれているのかもしれません」

日常の思いやりは、決して大きな出費や特別な才能を必要としません。相手の好みを覚えておく、体調を気遣う、忙しいときに家事を分担する、感謝の言葉を伝える—こうした小さな行動の積み重ねが、お互いを大切にする関係性を作り上げていくのです。

あなたのパートナーは、日常の中であなたへの思いやりを示してくれますか?また、あなた自身もパートナーに対して同じように思いやりを持っていますか?この「日常の思いやり」は、結婚後の幸福度を大きく左右する要素のひとつです。

  1. コミュニケーションスタイルの相性:対話を大切にする男性

どれだけ愛し合っていても、コミュニケーションがうまくいかなければ、関係は次第に疎遠になっていきます。特に、話し方や聞き方、対立の解消法など、コミュニケーションスタイルの相性は、長期的な関係の質に大きく影響します。

私の従姉妹の亜紀は、幼馴染の健一と結婚して7年になります。二人のコミュニケーションスタイルは、一見すると正反対です。亜紀は感情的になりやすく、思ったことをすぐに口に出すタイプ。一方の健一は、ゆっくりと考えをまとめてから話すタイプです。

「最初は彼の『沈黙』に不安を感じて、『どう思ってるの?』『怒ってるの?』と追い詰めてしまうことがあったんです」と亜紀は言います。「でも彼は『僕は話す前に考える時間が必要なんだ。沈黙は拒絶じゃない』と説明してくれた。それからは、彼が考える時間を尊重するようになりました」

二人は、お互いの異なるコミュニケーションスタイルを理解し、尊重する方法を見つけたのです。例えば、重要な決断をする前には、亜紀が先に思いつくままに意見を述べ、健一はそれを聞いてから一晩考える時間を取るというルールを作りました。

「大事なのは、話し方や考え方の違いを『欠点』と捉えるのではなく、お互いの個性として尊重すること。それに、異なる視点を持つ二人だからこそ、より良い結論に辿り着けることも多いんです」

また、二人は「議論のルール」も設けています。感情的になりすぎたら一旦タイムアウトすること、相手の話を遮らないこと、過去の問題を蒸し返さないこと—こうしたルールに従うことで、建設的な対話が可能になるそうです。

コミュニケーションスタイルは人それぞれ違いますが、大切なのは「対話の意志」です。相手を理解しようとする姿勢、自分の考えを伝えようとする努力、そして意見の相違があっても尊重し合える関係を築けているかどうか。これらが長期的な関係の健全さを保つ鍵となります。

あなたとパートナーのコミュニケーションスタイルは似ていますか?それとも大きく異なりますか?違いがあるとしたら、それをどのように調整し、互いを理解し合っていますか?この点も、結婚相手を選ぶ上で重要な視点になるでしょう。

  1. 人生観の共有:未来を共に描ける男性

結婚とは、単なる「今」の選択ではなく、「これから」の人生を共に歩むことを選ぶ決断です。だからこそ、人生観や将来の展望を共有できるパートナーとの結婚は、より充実した道のりになるでしょう。

私のいとこの美咲は、婚活パーティーで出会った洋平と結婚して4年になります。二人が出会ったとき、美咲は33歳、洋平は36歳で、お互いに「結婚して家族を持ちたい」という明確な意志を持っていました。

「私たちは出会ってすぐに、人生観や将来設計について率直に話し合いました」と美咲は言います。「子どもは何人欲しいか、どんな教育を受けさせたいか、老後はどんな暮らしを望むか—そういった話をオープンにできたことで、お互いに『この人と一緒なら理想の未来を実現できる』と確信できたんです」

二人は現在、2歳の娘と0歳の息子を育てながら、10年後には田舎暮らしをするという夢に向かって貯金しています。「具体的な将来像を共有していると、日々の決断や努力の方向性が定まるんです。例えば、無駄遣いを控えるとか、仕事とプライベートのバランスをどうするかとか。そういった判断も、共通の目標があればブレにくい」と美咲は語ります。

人生観の共有は、必ずしも完全に一致している必要はありません。重要なのは、お互いの価値観や夢を理解し、尊重し合えること、そして二人で新たな未来像を描けることです。

例えば、海外移住を夢見る人と地元での生活を望む人、大家族を望む人と子どもは一人が理想と考える人、キャリア重視の人と家庭重視の人—こうした違いがある場合、どちらかが我慢するのではなく、二人にとっての最適な妥協点を見つけることが大切です。

あなたは、パートナーと人生観や将来の夢について話し合ったことがありますか?また、お互いの理想とする未来像に共通点はありますか?異なる部分があるとしたら、それは二人で乗り越えられる違いでしょうか?将来を共に歩むパートナーを選ぶ上で、この視点も大切にしてみてください。

結婚相手選びの「新しい視点」:愛情を育む土壌とは

ここまで7つの視点から、結婚相手に求めたい要素についてお話ししてきました。ここで重要なのは、これらが単なる「条件リスト」ではなく、二人の関係性の中で育まれるものだということです。

どんなに素晴らしい資質を持った人でも、あなたとの間に化学反応が起きなければ、それらの良さは十分に発揮されないかもしれません。逆に、最初は気づかなかった良さが、関係を深める中で見えてくることも多いのです。

私自身の結婚を振り返ると、夫は最初から完璧な人ではありませんでした(今でも完璧ではありません!)。しかし、彼には「関係を育てよう」という意志がありました。私が傷ついたと伝えると、同じ過ちを繰り返さないよう努力してくれる。私の成長を心から喜んでくれる。そして何より、二人の関係を「育てるもの」として大切にしてくれる。そんな姿勢が、15年の結婚生活を支えてきたように思います。

つまり、結婚相手に求めるべき最も重要な要素は、「関係を育てる意志」ではないでしょうか。相手が完璧でなくても、お互いに成長し、関係を深めようとする姿勢があれば、7つの視点で挙げた要素も、時間とともに育んでいくことができるのです。

では、その「関係を育てる意志」はどのように見極めればよいのでしょうか。それは、以下のような点に表れます。

  • 誤りを認め、謝ることができるか
  • 相手の意見や感情に真摯に向き合うか
  • 自分自身を成長させようとしているか
  • 困難を乗り越えるために努力する姿勢があるか
  • 相手を尊重し、大切にしているか

これらは、デートを重ねる中で、特に困難やすれ違いが生じたときに観察できることが多いです。「問題が起きたとき」の対応こそ、その人の本質が現れる瞬間かもしれません。

あなた自身の心の準備:理想のパートナーを引き寄せるために

最後に、結婚相手を選ぶ上で忘れてはならない重要な視点があります。それは、あなた自身が「どんなパートナーになりたいか」という点です。

理想の結婚相手について考えるとき、ついつい「相手に求める条件」にばかり目が向きがちです。しかし、素晴らしいパートナーを引き寄せるためには、自分自身もまた素晴らしいパートナーであろうと努力することが大切です。

例えば、思いやりのある男性を望むなら、あなた自身も相手への思いやりを持っていますか?共に成長できる関係を求めるなら、あなた自身も成長への意欲を持っていますか?コミュニケーションを大切にする相手を求めるなら、あなた自身も自分の気持ちを適切に表現し、相手の話に耳を傾けていますか?

こう考えると、理想のパートナー探しは、自分自身を見つめ直し、成長させるプロセスでもあるのです。自分が望む関係性を明確にし、自分自身もそれにふさわしい人間になろうと努力する。そうした姿勢こそが、本当に相性の良いパートナーとの出会いを引き寄せるのではないでしょうか。

結婚は二人の人生が交わる大きな決断です。だからこそ、表面的な条件だけでなく、価値観の共有、成長志向、困難への対応力、感情表現と共感力、日常の思いやり、コミュニケーションスタイルの相性、人生観の共有といった、関係性の質に関わる視点を大切にしてほしいと思います。

そして何より、関係を育て、深めていこうとする意志を持ったパートナーとなら、多少の違いや困難があっても、共に成長しながら幸せな結婚生活を築いていけるはずです。

あなたにとっての理想のパートナーとの素敵な出会いがありますように。そして、その出会いを育み、一生涯の絆へと深められますように。

心からの幸せを願って—