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AB型女性が恋愛で突き放す行動を取るときの心理と効果的な対応法

「最近冷めてきたかも」「私なんかより良い人いるよ」「一人でも平気だから」

こんな言葉を恋人から突然告げられたら、誰でも胸が締め付けられる思いがしますよね。特にAB型女性から発せられるこうした「突き放す」言葉には、表面上の冷たさとは裏腹に、複雑な感情が隠されていることが少なくありません。

私は恋愛カウンセラーとして多くのカップルの相談に乗ってきましたが、AB型女性の恋愛パターンには特徴的な部分があります。もちろん、血液型だけで人の性格を決めつけるものではありませんが、多くの方が「なるほど」と共感するような傾向は確かに存在するのです。

今日は、AB型女性が恋愛で突き放す行動を取るときの本当の心理と、それに対する効果的な対応法について、実際の体験談を交えながら掘り下げていきたいと思います。

「自分に自信がなくて逃げる」パターン

東京のカフェで出会った30代のO型男性は、元彼女について興味深い体験を語ってくれました。

「付き合いはじめて半年くらい、すごく順調だと思っていたんです。でも突然、彼女が『私と付き合ってて本当に楽しい?もっと面白い人いるでしょ』みたいなことを言い始めて…」

彼によれば、それまで明るく前向きだったAB型の彼女(28歳)が、ある日を境に自己否定的な発言を繰り返すようになったそうです。

「『そんなことないよ』って何度言っても、『でも私って人見知りだし、あなたの友達と上手く話せないし…』って、自分を貶し続けるんです。正直、なんでそんなことを言うのか理解できなくて。それが1ヶ月ほど続いたあと、『私のことで悩ませたくないから、一旦別れよう』って言われました」

この行動の背景には、AB型女性特有の「本当は寂しいけど、傷つく前に自分から離れる」という心理があります。AB型の人は直感的に「相手がいつか去るのではないか」という不安を抱えやすく、その不安が高まると、先回りして自分から関係を断とうとすることがあるのです。

特に「自分に自信がないとき」「何らかのきっかけで不安が増したとき」にこの傾向が強まります。例えば、彼のSNSで見かけた女性との写真、何気ない一言で感じた温度差など、外からは些細に見えることが引き金になることも少なくありません。

「彼女の友達から後で聞いたんですが、実は彼女の前の彼氏が、別れる直前まで『大丈夫、何も変わらないよ』って言ってたらしいんです。だから『大丈夫』って言われると逆に不安になってしまうタイプだったんだなって…」

この「突き放し」は、実は「試し行動」としての側面も持っています。本当は「それでもあなたが私を選んでくれるの?」と確認したいのに、素直に言えずに皮肉めいた言い方になってしまうのです。

このようなAB型女性への効果的な対処法は、「具体的な理由」を問いつめるよりも、感情に寄り添うことです。「なんでそんなこと言うの?」と責めるような言い方をすると、さらに身を引いてしまいます。代わりに「そんな風に思ってたんだね。でも俺は〇〇(彼女の具体的な長所)が好きだよ」と伝えることで、安心感を与えられます。

「今思えば、『なんでそう思うの?』って理由を聞いていたけど、それが彼女をさらに追い込んでたのかも。彼女が求めていたのは、理由の説明じゃなくて『それでも大丈夫』という安心感だったんですね」と彼は振り返ります。

また、言葉だけでなく行動で「選び続ける意思」を示すことも重要です。小さな約束を守る、さりげないスキンシップ、記念日を覚えているなど、日常の中で「特別な存在」として扱っていることを実感させるのが効果的でしょう。

「自由が欲しくてあえて冷めるフリ」パターン

一見矛盾しているようですが、愛情があるからこそ相手を突き放すというケースもあります。20代のAB型女性は率直に本音を語ってくれました。

「彼氏と付き合って1年経った頃、突然『私って冷めてきたかも』って言っちゃったんです。本当は別れたくなかったけど、『このままずっと一緒にいたら、自分の人生が縛られそう』って怖くなって…」

彼女の言葉からは、「依存されるのが怖い」という複雑な心理が見えてきます。愛情は確かに感じているのに、「この関係に縛られる未来」を想像するとパニックになってしまうのです。特にAB型は「自分のペースを乱されたくない」という願望が強く、関係が深まるほどに「自由を失う恐怖」と闘うことになります。

「彼が『そうなんだ…』って寂しそうな顔をしたとき、逆に『あ、やっぱりこの人好きだな』って気づいたんです。変ですよね。でも『この人、私がいなくなったら寂しいんだ』って思ったら安心したというか…」

この行動には、「突き放す→相手の反応で本当の気持ちを確認する」というパターンが隠されています。相手が簡単に引き下がると「やっぱり愛されていない」と落ち込み、逆に追いかけてくると「求められている」と安心するのです。

こうしたタイプのAB型女性に対しては、「追いかけすぎず、でも諦めない」という絶妙な距離感が効果的です。いきなり「戻ってきて!」と懇願するよりも、「いつでも話を聞くよ」と穏やかに構える方が、彼女の心に響きます。

「彼、私が冷たくしても『急にどうしたの?でも焦らなくていいよ、ゆっくり考えればいいから』って言ってくれて。それが逆に私の不安を和らげたんです。押しつけられず、かといって見捨てられもせず…ちょうどいい距離感でした」

また、彼女の「一人時間」を尊重することも大切です。例えば「週1は完全に自由な日を作る」など、息苦しさを感じさせない工夫をすると、逆に安心して関係に踏み込めるようになります。

「今は週末に1日だけ、お互い自分の時間として過ごす約束になってて。そうしたら不思議と『逃げなきゃ』って思わなくなりました。自由があるから、逆に安心して好きでいられる感じ」

「相手の本気を試すためのクールダウン」パターン

重要な決断を迎えるとき、AB型女性はより複雑な心理状態になることがあります。30代のA型男性は、プロポーズ前の体験をこう語ります。

「結婚を考えていることを伝えた直後から、彼女の態度が変わったんです。それまでは『いつか結婚したいね』って言ってたのに、突然『結婚って本当に必要?別に同棲でもよくない?』って現実的な質問を連発するようになって」

彼によれば、AB型の彼女(31歳)は急にビジネスライクな態度を取り始め、「私と結婚して何が得になるの?」「将来のライフプランは具体的に考えてる?」など、まるで面接官のような質問を投げかけてきたとか。

「正直、戸惑いました。ロマンチックな瞬間を想像していたのに、まるで契約の話をしているみたいで…。でも、彼女の表情を見ていたら、何か違うものを感じたんです」

彼は直感的に、彼女の言葉と本心にずれがあると感じました。そこで理屈ではなく、「一緒にいたいから。君がいない未来は考えられない」と感情的に伝えたところ、彼女は涙を流しながら「ごめん、本当は不安だったの」と本音を吐露したそうです。

この行動には、AB型女性特有の「重要な決断ほど、感情的にならないように見せる」という心理が隠れています。AB型は大事な局面であればあるほど、あえて冷静(時に冷たい)な態度を取る傾向があります。これは「自分が傷つかないための防御策」でもあるのです。

「彼女は後で『大切なものを失うのが怖かった』って言ってました。だから『冷静に判断しなきゃ』って思い込んでいたみたい。でも本当は感情的になりすぎて、冷たい自分を演じることで自分を守ろうとしていたんです」

AB型女性が論理的な質問を重ねるのは、実は「相手がどれだけ本気か」を確認しようとしているケースが多いのです。「結婚のメリット」など理屈で尋ねているように見えて、実は「あなたの感情的な覚悟」を見極めようとしています。

このようなタイプのAB型女性には、「理屈」ではなく「気持ち」で答えることが効果的です。「経済的に安定するから」などの論理的回答では「それだけ?」と失望させてしまいます。代わりに「君がいない未来なんて考えられない」など、感情に訴える言葉で応えると、彼女の心に響くでしょう。

「冷静に見えるAB型女性ほど、実は内側で感情が渦巻いていることがある」というのは、多くのカップルカウンセリングで見てきた真実です。彼女の突き放しは、多くの場合「SOS」の裏返しであることを忘れないでください。

「飽きっぽさから自然と距離を置く」パターン

最後に紹介するのは、少し異なるパターンです。20代のB型男性は、短期間で別れに至った経験を語ってくれました。

「付き合って3ヶ月くらいのとき、彼女がデートの頻度を減らし始めたんです。LINEも『最近仕事が楽しくて』『新しい趣味を見つけて』という話ばかりで。『もう冷めたの?』って聞いたら『別に?普通じゃない?』ってあっけらかんとした感じで」

その後、彼は彼女から「お互い違う道に進んだ方がいいと思う」と別れを告げられたそうです。

「最初は『何かあったのかな』って考えましたけど、後から『別に悪いことはなかったけど、特に続ける理由も見つからなかった』って言われました。冷静すぎる判断で、正直ショックでしたね」

この行動の背景には、AB型の「熱しやすく冷めやすい」一面があります。新しい刺激(仕事、趣味、出会い)に興味が移ると、恋愛の優先度が下がる傾向があるのです。特に「相手に依存しないタイプ」は、サクッと切り替えてしまうことがあります。

「彼女は『別に悪くないけど、特別感がなくなった』って言ってました。それまでの彼氏とのパターンも似たようなものだったみたいで。数ヶ月経つと『何か物足りない』って感じるみたいです」

AB型は「慣れ」を嫌う傾向があり、関係がマンネリ化すると感情が薄れていきます。こうしたタイプに対する対処法としては、「特別感」を定期的に更新することが挙げられます。新しい体験を共有する(旅行、習い事など)、サプライズを用意するなど、「いつもと違う刺激」を与え続けることが大切です。

「今思えば、初めの頃は『次はどこ行こうか』『これやってみない?』って二人で新しいことにチャレンジしてたけど、慣れてきたら『いつもの店でいい?』みたいになってた。それが良くなかったのかも」

ただし、明らかに興味が他に向いている場合は、引きずらない方が吉かもしれません。AB型女性は一度心が離れると、なかなか戻らないケースが多いからです。

「結局、無理に引き止めても意味がなかったと思います。彼女にとって『特別な存在』でなくなった時点で、関係の終わりは決まっていたのかも。それを受け入れるのは辛かったけど、今は前向きに考えられています」

AB型女性の「突き放し」への対処法

これまで見てきた4つのパターンを整理すると、AB型女性の「突き放し」行動には、それぞれ異なる本音と対処法があることがわかります。

自信喪失型の本音は「私なんかと付き合って後悔するかも」。この場合は、具体的な長所を伝えて安心させることが効果的です。

自由願望型の本音は「縛られるのが怖い」。適度な距離を保ちつつ、継続的なアプローチを心がけましょう。

本気試し型の本音は「あなたはどれだけ覚悟があるの?」。論理ではなく、感情的な言葉で誠意を示すことが大切です。

飽き・マンネリ型の本音は「この関係に刺激がない」。新しい体験を共有するか、場合によっては潔く諦めることも必要かもしれません。

見極めるべきポイントとして、突き放した後の「フォロー」があるかどうかに注目してみてください。本音をポロリと漏らす、少し弱気になるなどの行動があれば、「本当は構ってほしい」というサインかもしれません。

逆に、完全に無関心・平然としている場合は、本当に冷めている可能性が高いでしょう。AB型は一度心が離れると戻りにくい特徴があります。

「彼女が突き放すような言動を取ったとき、『別れたいんだな』って諦めちゃうのはもったいないかも。その言葉の裏に何があるのか、ちょっと立ち止まって考えてみることが大切だと思います」と、ある心理カウンセラーは語ります。

「突き放し」は、時としてAB型女性なりの「愛情表現」の可能性もあります。彼女の言葉の奥にある「不安」や「願い」を読み取れるかどうかが、関係を深めるための鍵となるでしょう。

「私も若い頃は『素直になればいいのに』って思ってたけど、年を重ねるにつれて『素直になれない理由』があることに気づきました。言葉の裏側を読み取ってくれる人との関係って、実はすごく深いものになるんですよね」と、40代のAB型女性は静かな笑顔で語ってくれました。

恋愛に正解はありませんが、相手を理解しようとする姿勢は、どんな関係でも必ず実を結ぶと信じています。あなたの恋が、より深く、より豊かなものになりますように。