「付き合ってください」
この言葉を言った(もしくは言われた)後の高揚感って、何とも言えないものですよね。私は去年の冬、長く片思いしていた彼からOKをもらった日のことを今でもはっきり覚えています。あの日の胸の高まりと、その後交わしたLINEの一言一言が宝物です。
今日は、カップルになった当日に交わされるLINEについて、リアルな体験談を交えてお話ししてみようと思います。きっと「あるある!」と思える瞬間や、「こんなパターンもあるんだ」と新たな発見があるはずです。コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと読んでみてください。
電車の中で急いで送る「確認」のLINE
付き合いはじめて一番最初に交わすLINE。多くの人が経験するのが、別れた直後の「確認」のメッセージではないでしょうか。
私の友人は、告白されてOKした後、電車に乗ってすぐにスマホを取り出したそうです。
「彼と別れて電車に乗った瞬間、なんだか夢みたいで現実感がなくて。ちゃんと付き合えたんだよね?って確認したくて、思わず『今日はありがとう、これからよろしくね♡』ってLINEしちゃいました」
彼女の話を聞いた時、私も同じような経験をしたことを思い出しました。別れ際の名残惜しさと、これから始まる関係への期待。その入り混じった感情が、即席のメッセージに現れるんですよね。
友人の彼氏からは「こちらこそ!これからよろしく」という短いけれど、温かみのある返事がすぐに返ってきたそうです。そのスピード感も嬉しかったと彼女は言っていました。
皆さんは、付き合った直後のLINE、どんな内容で送りましたか? すぐに送った派?それとも少し時間を置いた派?
家に帰ってから、じっくり想いを込めて
一方で、家に帰ってから落ち着いて送る人も多いんです。
私の場合は、告白されて舞い上がったまま家に帰り、お風呂に入って冷静になってから送りました。別れてすぐは照れくさくて送れなかったんですよね(笑)。
「お風呂上がりに、今日のことを振り返りながらベッドに寝転がって、じっくり考えて送りました。『今日は素敵な時間をありがとう。正直まだ信じられない気持ちでいっぱいだけど、とっても嬉しいです。これからよろしくお願いします』って」
こんな風に、少し落ち着いた後のほうが、自分の気持ちを整理して伝えられることもあります。相手のことをじっくり考えながら送るメッセージには、また違った温かみがありますよね。
私の彼は、「俺もまだ夢みたいだよ。でもこれからたくさん会いたいな」と返してくれました。そのメッセージを読んで、彼の部屋の灯りを想像したりして、なんだかさらに距離が近づいた気がしました。
LINEを先に送るのは誰?
興味深いのは、「誰から先に送るか」という問題。これって緊張しますよね。
「付き合ってOKしたのは私だけど、まさか彼から『今日はありがとう』って先にLINEが来るとは思わなかった!その積極性にキュンとしちゃいました」
こんな風に、自分が送ろうと思っていたところに先に届くメッセージ。嬉しい誤算ですよね。特に、告白した側からの積極的なアプローチは、告白された側にとって安心感につながることも多いようです。
私の場合は、家に着いた途端に彼から「無事に着いた?今日はホントに嬉しかった!」というメッセージが。まだ何を送ろうか考えている最中だったので、胸がキュンとしたのを覚えています。ちょっと待っていたらどうしようって思っていたので、この即レスがめちゃくちゃ嬉しかったんですよね。
でも先に送るのが恥ずかしい…という人もいますよね。待ち合わせやデートの時に「LINEは誰から送る?」なんて話し合うカップルもいるみたいです。
「彼とバイバイする時に、『LINEする?』って聞いたら『うん、俺から送るね』って言ってくれて安心した」という友人の話を聞いて、そういう確認方法もあるんだなと思いました。
次のデートにつながるLINE
付き合った初日から、もう次に会う約束をしたくなるカップルも多いですよね。
「『今日はありがとう!すごく楽しかった!次はいつ会える?』ってストレートに聞いてみたら、彼も『俺も楽しかった!週末空いてる?』って返してくれて、その場で次のデートが決まりました」
このように、素直に「また会いたい」という気持ちを伝えると、関係がスムーズに進むことも多いよう。私も彼に「あの映画館、また一緒に行きたいな」と送ったら、「今度は僕が選んだ映画を観に行こう」と返ってきて、自然と次の約束ができました。
新しい関係が始まったばかりの時期って、「もっと会いたい」という気持ちが溢れてきますよね。それをぶつけ合えるのも初々しくて素敵だと思います。
ドキドキのスタンプ選び
あと忘れちゃいけないのが、絵文字やスタンプ選び。これがまた悩ましい!
「ハートの絵文字、付けるか付けないか迷って5分くらい考えました(笑)。最終的には思い切って付けたら、彼からもハート付きで返ってきて嬉しかった!」
この友人の話を聞いた時、私も共感しました。絵文字一つで悩む瞬間ってありますよね。私はスタンプを選ぶのに時間がかかってしまって、最終的には無難な笑顔のスタンプにしました…今思えばもっと可愛いの選べば良かったなぁ。
でも、こうした一つ一つの選択や迷いも、恋愛の初期段階の醍醐味かもしれません。後から「あの時はこんなことで悩んでたね」と笑い話になるんですよね。
長文vs短文、どっちが正解?
付き合った当日のLINEの長さも、カップルによって様々です。
「私、気持ちが高ぶって長文になっちゃったんだけど、彼からは『うん!ありがとう!』って短い返事が来て、一瞬『あれ?』って思った。でも電話したら、彼も嬉しくて何て返していいか分からなかったって言ってて安心した」
これ、よくある話ですよね。文字数の差に一喜一憂してしまうけど、相手のLINEのスタイルや性格もあるので、必ずしも気持ちの差ではないんです。
私の友達カップルは、彼女がいつも「今日楽しかった!○○が特に良かったね!また行こうね!」みたいな短文タイプで、彼が「今日は○○で△△して、□□だったね。君の笑顔が素敵だった。また近いうちに会いたいな。」という長文タイプ。でも二人とも相手の書き方を「らしいな」と思って受け入れていて、それが関係を長続きさせている秘訣かもしれないって言ってました。
なので、自分らしさを大切にするのがいいんじゃないでしょうか。無理に合わせようとすると、続かなくなっちゃいますからね。
寝る前の「おやすみ」メッセージ
付き合った当日の夜、寝る前の「おやすみ」メッセージも特別なものです。
「付き合った日の夜は、どうしても眠れなくて。夜中の1時ごろ『まだ起きてる?』ってLINEしたら、彼もすぐに『起きてるよ!眠れない(笑)』って返してきて、そのまま30分くらいやり取りして、最後に『おやすみ、また明日』って送り合いました」
この話を聞いた時、私も同じ経験をしたなぁと思いました。あの日は、なんだか頭の中がぐるぐるして、布団に入ってもなかなか眠れなかったんですよね。彼から「おやすみ。今日からよろしくね」というメッセージをもらった時、クッションに顔を埋めて声を出さずに叫んだのを覚えています。
翌朝の「おはよう」も、何だか特別なものに感じますよね。「恋人から初めてのおはようLINE」って、なんだかとても大人になった気分になります。
「最初のおはようLINEは誰が送るんだろう」ってドキドキしながら朝を迎えたという友人もいました。
ケンカにつながるLINEもある!?
ごくまれにですが、付き合った当日からケンカになってしまうケースも。
私の友人カップルは、付き合った帰りに彼が「明日から忙しくなるから、あまりLINEできないかも…」と伝えたものの、彼女としては「付き合ったばかりなのになぜ?」と不安になってしまい、ちょっとしたすれ違いになったそうです。
「でも、そのおかげでお互いのコミュニケーションスタイルについて話し合うきっかけになったから、かえって良かったのかも」と彼女は言っていました。
最初から完璧なLINEのやり取りを求める必要はないんですよね。むしろ、ぶつかり合いながら少しずつお互いを知っていくプロセスも、恋愛の大切な一部なのかもしれません。
付き合った当日のLINE、こんな人もいる
もちろん、LINEをあまり重視しないカップルもいます。
「僕たちは付き合った当日、特にLINEはしなかったよ。別れる時に『また明日学校で会おうね』って言って、それだけだった。でも翌日会った時の照れくさそうな表情がお互い忘れられない思い出」という男友達の話を聞いて、なるほどなと思いました。
また、「付き合った日の夜、電話で3時間くらい話したから、LINEはほとんどしなかった」というカップルもいます。
コミュニケーションの方法は人それぞれ。大切なのは、お互いが心地よいと感じる方法で気持ちを共有することなのかなと思います。
最後に:あなたらしさが一番
いかがでしたか?付き合った当日のLINEには、様々なパターンがあることがわかりました。でも、どれが正解というわけではありません。
あなたらしさ、そして相手との相性が一番大切。無理に盛り上げようとしたり、テンションを合わせようとしたりするより、素直な気持ちを伝え合うことが、これからの関係を育んでいく土台になるんじゃないかなと思います。
付き合ったばかりのドキドキ感は、きっと一生忘れられない宝物になります。あなたもぜひ、そんな特別な瞬間を大切に過ごしてくださいね。
皆さんの素敵な恋の始まりを、心から応援しています!